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モット絶縁体とは何か?

各サイトあたり電子が2個ずつ(上向きスピンと下向きスピン)でバンドは埋められる。

 

各サイトあたり電子が1個ずつではバンドは半分しか埋められていない。

  

 

バンドが半分しか埋まっていなくても、同じサイトに2つ電子がいるときの
クーロン反発力が大きいと、電子はお互いに身動きできなくなる。つまり絶縁体になる。  

        

 これをモット絶縁体という

               

 モット絶縁体では交換相互作用のために反強磁性的にスピンの向きがそろおうと
 する。        (量子スピン系の項参照)

現在知られているモット絶縁体は多くの場合反強磁性のようなスピンの秩序を示す。

       

量子スピン系の問題としてハイゼンベルグ模型で記述される。

 

  

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