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モット絶縁体とは何か?
多数の電子が相互作用しながら原子から原子へ跳び移っていくようすを、
電子を子供、原子を家に置きかえたたとえで考えてみる。
まず、普通の金属の場合

外に出たがり屋の子供達はお互い自由に絶えずあちこち跳び回っている。
つまり、普通の金属では、電子はお互いを避け合うことなど、あまりせずに、自由に跳び回っている。跳び回っている電子のことを、伝導電子や遍歴電子という。
ところが、引っ込み思案で他の子とも遊びたがらない子供達の場合は、他の子のいる家には行きたがらず、同じ家に二人いるととても窮屈になってしまう。しかもその上で、もしも子供の数と家の数が等しくなってしまうと、、、、、、
つまり同じ原子にいる電子と電子の間に強い反発力が働いて、しかも電子数と原子数が同じになってしまうと、、、、、、、、

モット絶縁体から電子の数を変えると金属になる。
この絶縁体から金属への転移をモット転移と呼ぶ。
モット転移の近くの金属に高温超伝導などの興味深い、
また未解明の現象が多く見られる。
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