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モット転移の研究史の年表
1920年代後半 量子力学の成立
1920年代後半 バンド絶縁体と金属の区別についての基本的な考え方が
確立(Bethe, Sommerfeld, Bloch)
1930年代前半 半導体の考え方が確立(バンドギャップの小さな系での
熱的に励起されたキャリアによる伝導)
1937 de Bohr とVerweyがNiOなど多くの遷移金属酸化物が
バンドの理論によれば金属のはずなのに、絶縁体になる
ことを報告
1937 Peierlsがde Bohr
とVerweyの報告した絶縁体の出現に
電子間クーロン相互作用の重要性を指摘
1949 Mottによるバンド幅制御での「モット絶縁体」の出現に
ついての考察
1951 モット絶縁体を反強磁性によって生じた絶縁体とする
考え方(Slater)
1959 モット絶縁体での超交換相互作用のメカニズムの考察
(Anderson)
1959-1964 ハバード模型による理論的な考察のはじまり
1963-4 ハバード近似(Hubbard)
1970 グッツヴィラー近似(Brinkman and Rice)
1970年代前半 V2O3の金属絶縁体転移の実験的研究
1983 電荷移動型絶縁体の概念の提出(Zaanen, Sawatzky
and Allen)
1986 銅酸化物高温超伝導体の発見
1989- 無限次元近似(動的平均場近似)による研究の進展
1992- 2次元系のフィリング制御型モット転移の研究の進展