産学連携客員講座・創薬科学教室
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医薬化学的手法によるアルツハイマー病などの新規創薬アプローチの研究
キーワード:医薬化学、生理活性天然物、標的分子

研究課題

1. 多様でユニークな生理活性を有する天然物や低分子有機化合物の構造活性相関を医薬化学手法により明らかにする
2. 得られた構造活性相関から目的とする生理活性を有する選択的ツール化合物のデザインと合成
3. 選択的ツール化合物から分子プローブを設計・合成し、標的分子ならびに新規治療アプローチを探索する

 生理活性化合物の持つ可能性に複数の標的分子との相互作用があげられる。それらの作用機序を解明し、各々選択的なリガンドを創出することは新規治療薬アプローチ探索に有用である。本教室では、ユニークな生理活性作用を有する天然物や低分子有機化合物の構造活性相関を解明し、選択的リガンドをデザインし合成する。なお、本学内外とのバイオロジー研究機能との連携も推進し、得られたリガンドからのプローブ化合物を用いた標的分子探索や新規治療アプローチの探索を進める。