薬学部のカリキュラム
薬学部への進学 シラバス(4学期 5学期 6学期 7学期 8-12学期
キャンパスライフ 卒業生の進路

 薬学部における教育の中心は、薬学者としての幅広い知識と考え方を身に付けるために、また、薬学の中のどの領域の専門家に将来なってゆくべきかを見極めるための講義と実習です。学部学生として受講する講義は薬学のエッセンスとも言えるものです。また、薬学実習は、薬学部における研究の多様さを反映して、多岐にわたっています。有機化学、物理化学、生物化学、医療薬学の実践が身に付くように効率的にデザインされています。四年生になると、各教室のいずれかに希望によって配属となり、研究に参加することを通して、薬学の最先端に触れる機会を得ることになります。
薬科学科 80単位(必修62単位、選択18単位以上) =必修 4=選択
薬学科 120単位(必修109単位、選択11単位以上) =必修 6=選択

第4学期(2年生後期)
授業科目
単位
必選
内容
有機理論化学
1
立体化学、構造化学、フロンティア軌道論などの有機化学の基礎理論を学びます。
有機化学I
1
有機化合物の構造と反応性の関係を中心に、有機化学反応の基礎概念を学びます。
物理化学II
1
重要な熱力学的概念の理解と、薬学で重要な系の物理化学的考え方と手法について講義します。
薬品分析化学
1
分析化学の基礎から、溶液と平衡の化学、医薬品を含む物質の分離法などを学びます。
物理化学I
1
量子化学と分光法を理解することにより、物理化学的概念の修得を目指します。
薬学概論
1
薬学という学問のアウトライン、歴史、将来像を分かりやすく説明し、産業、医療など、社会との関わりを考えます。また、最新の薬学研究の一端を学びます。
薬物動態制御学I
1
薬物体内動態を規定する因子の解説と、その解析法に関する講義です。
機能形態学
1
薬物療法や病態を理解するための基礎知識として、各臓器の構造と機能(解剖学・生理学)を学びます。
有機化学演習I
1
有機化学の基礎的な考え方が先端的な化学研究の土台になっているということを実感する演習を行う。
物理化学III
1
蛋白質構造の階層性、様々な分子間相互作用、酵素の構造や酵素反応論について学びます。
バイオサイエンスの基礎I
1
薬学を理解するために、生化学・分子生物学・細胞生物学の分野で最小限の知識を得ることを目的としています。
バイオサイエンスの基礎II
1
バイオサイエンスの基礎III
1
薬理学I
1
薬理学の基礎を学び、自律神経系や循環系に作用する薬物の作用を理解します。