文学部の紹介

思想文化学科
哲学専修課程
中国思想文化学専修課程
インド哲学仏教学専修課程
倫理学専修課程
宗教学宗教史学専修課程
美学藝術学専修課程
イスラム学専修課程

歴史文化学科
日本史学専修課程
東洋史学専修課程
西洋史学専修課程
考古学専修課程
美術史学専修課程

言語文化学科
言語学専修課程
日本語日本文学
  (
国語学)専修課程

日本語日本文学
  (
国文学)専修課程

中国語中国文学専修課程
インド語インド文学専修課程
英語英米文学専修課程
ドイツ語ドイツ文学専修課程
フランス語
  
フランス文学専修課程

スラヴ語スラヴ文学専修課程
南欧語南欧文学専修課程
現代文芸論専修課程
西洋古典学専修課程

行動文化学科
心理学専修課程
社会心理学専修課程
社会学専修課程

大学院独立研究専攻
文化資源学
韓国朝鮮文化

次世代人文学開発センター
先端構想部門
萌芽部門
創成部門

 

文化資源学研究専攻へ戻る / 文学部トップへ戻る / 次世代人文学開発センター


韓国朝鮮文化


 

(1)研究室の概要
 韓国朝鮮文化研究専攻は、学部学生の定員をもたない大学院(修士課程・博士課程)のみの独立専攻である。1993年4月に文学部附属文化交流研究施設に設置された朝鮮文化部門を母体として、2002年4月に新設された。日本では最初の韓国朝鮮文化に関する専門的な教育・研究組織である。本専攻は、韓国朝鮮歴史文化と韓国朝鮮言語社会の2つの専門分野で構成されており、所属教員の専門は、歴史学・考古学・社会学・社会人類学・思想史学・言語学と多岐にわたっている。これは本専攻の設立が、韓国朝鮮の社会と文化に関する多方面からの総合的な教育・研究を行うことを目的とするためである。

(2)文学部での授業
 本専攻は大学院独立専攻ではあるが、本専攻の所属教員は文学部の授業を担当し、大学院の授業も学部との共通授業として開講している。また、毎年他大学から韓国学を専門とする先生45名を非常勤講師として招き、大抵は学部との共通授業を担当してもらっている。そのため、学部学生でも本専攻の開講する授業の多くは履修できるようになっている。韓国朝鮮に少しでも興味を持つ学生は、積極的に授業に参加し、韓国朝鮮の文化・社会への理解を深めてもらいたい。さらに深く研究してみたい場合は、本専攻への進学という選択もあり得るであろう。

(3)研究室の特徴
1
)コリア・コロキュアム
 毎年68回のペースで、原則として本郷キャンパス法文1号館1番大教室で水曜日夕刻から開催している。変動する朝鮮半島の現在と過去を把握するために、内外の専門家に自由な立場から話してもらっている。一般に公開された講演会であり、聴講には特に事前の申し込みなどは必要ないので、興味のある学生はぜひ一度足を運んでもらいたい。なお、各年度の講演記録は『東京大学コリア・コロキュアム講演記録』として発行している。

 

2)韓国朝鮮研究文献コレクション
 日本における韓国朝鮮研究関係文献センターとなることをめざして、各種史料・研究文献の収集と整理作業をおこなっている。基本史料や研究図書の収集が中心となるが、韓国の学術雑誌、とりわけ大学・学会が出版したものを重点的に収集・整理している。また、故末松保和学習院大学名誉教授の御遺族から同教授収集の朝鮮関係図書約3000冊、韓国文化交流財団から語学関係学術新刊図書約1000冊の寄贈を受け、韓国学中央研究院・韓国国立民俗博物館・韓国中央図書館などからも多くの寄贈図書を継続的に受けている。
 研究室のスペースは閲覧室兼書庫となっているので、来室すれば研究室の韓国朝鮮研究文献コレクションを手に取りながら一覧できる(一部は別途他所に保管しているものもある)。学期期間中は平日10時~17時まで開室しているので、韓国朝鮮に関心をもつ学生であれば、専門に関係なく訪れてほしい。

 

3)ソウル大学校からの客員教授の招聘
 毎年韓国のソウル大学校から先生を招き、客員教授として本専攻における教育・研究の一翼を担ってもらっている。これまでは、ソウル大学校人文大学国語国文学科から韓国語学・韓国文学専門の先生を招聘してきている。客員教授として招聘する先生は、斯界の第一線で研究を行っている方であり、学生には常に学問的な刺激を与えてくれている。なお、客員教授の先生には、本専攻主催の東京大学コリア・コロキュアム(上記参照)での講演を毎年お願いし、韓国での研究成果などを話していただくことにしている。

▲ このページのTOP


 

文化資源学研究専攻へ戻る / 文学部トップへ戻る / 次世代人文学開発センター